紺野うみの「住人」

私の中に誰がいる?

私が《自己人格分析》を確立するまでの第一歩目は、自分自身の中にいた「彼ら」を見つけていくことからスタートしました。

私の心の中には、6人の「住人」がいるのですが、ここでは彼らのプロフィールを公開していきます。

物語の登場人物を追いかけるような感覚で、楽しく知っていただけたらうれしいです!

リンさん RIN

◆◇◆外見◆◇◆
20代後半の女性。
黒髪ロングで、外見の雰囲気はちょっとオシャレ。

◆◇◆名前◆◇◆
最初のイメージでサバサバとした雰囲気が「千と千尋の神隠し」のリンさんに近いなぁ、と思ったいきさつで。
もうちょっとだけ、女性らしさがあるかな?笑

◆◇◆性格◆◇◆
さっぱりした性格。大雑把で開けっぴろげな性格で、細かいことにはこだわらない。
「別にそれくらい良いんじゃない?」が口癖。
くよくよしないタイプ。エネルギッシュでパワフル。
社交的でよく喋り、とにかく陽気。一人の時は、鼻歌をよく歌う。
自分自身もよく笑い、人を笑わせるのが好き。

◆◇◆特徴◆◇◆
興味のないことに関しての努力は、大の苦手。
「今を楽むことが一番!」という考え方の、究極ポジティブガール。
行き当たりばったりになりがちで、彼女に任せきりだと計画性が薄くなる傾向が……。

グリーンダカラちゃん GREEN-DAKARA

◆◇◆外見◆◇◆
5歳くらいの女の子。
髪はボブで栗色猫っ毛、天使っぽいイメージ。

◆◇◆名前◆◇◆
彼女がなんとなく、某CMに出てくる女の子のイメージに近かったことから。
人に説明する時、「グリーンダカラちゃんみたいな子」と表現したことがきっかけ。

◆◇◆性格◆◇◆
可愛くて、素直で、無邪気で、誰からも愛されるタイプ。
動物や植物が好きで、人見知りもせず、いつも自然体。
人間の子どもというよりは、もっと神秘的な存在。
彼女の場合は自分に対する欲がなく、動くのはいつも人のためであり、心の中の調整役(バランサー)を担っている。
だからこそ住人すべてから好かれ、信頼され、受け入れられている。

◆◇◆特徴◆◇◆
私にとっては、表に出てくる自分の要素というよりも「お助けキャラ」的な意味合いが強い。
身体は小さいけれど一番愛情深く、初期の自己理解の段階でも、いつもサポート役をしてくれた。
自然や神社などの場所に行くことが、彼女にとってはいわゆるエネルギーチャージのようなもの。
言葉はしゃべらないが、意思疎通に困ったことはない。テレパシーのような感覚?

ヒロさん HIRO

◆◇◆外見◆◇◆
30代後半くらいの男性。
和服で眼鏡の、昭和の小説家風優男。

◆◇◆名前◆◇◆
紺野が書いた小説に登場する、とある人物のイメージそのものだったため、そのまま命名。
本名は、いがらしひろゆき。笑

◆◇◆性格◆◇◆
穏やかな性格で、もともと主張も控えめなタイプだが、内側に芯はある。
争いごとを嫌うので、強いキャラクターの人物には、決してたてつくようなことをしない。
もっぱら、他の住人の仲裁役やなだめ役になることが多い。物分かりが良すぎる面がある。
おおらかで人を許容し、フォローしようとするやさしいおじさん。

◆◇◆特徴◆◇◆
基本的に、私の「好きなもの」を担っている。内面の核のような人物。
日本の文化や自然を愛し、精神論や生き方について、静かに思考することが大好き。「和」のものに目がない。
書くことがライフワークであるとともに、自分の「役割」だと認識している。
自分の価値観を人に押しつけはしないが、人からそれらが侵されないよう守っている。

委員長 IINCHO

◆◇◆外見◆◇◆
小柄な女子高校生。
ザ・委員長スタイルの、三つ編み眼鏡女子。いつも背筋がぴーんと伸びているようなキャラ。笑

◆◇◆名前◆◇◆
委員長は委員長だから委員長になりました。笑
実は、私が高校時代に委員長をやっていた、という理由もあるかもしれない。

◆◇◆性格◆◇◆
優等生でいたがる。周囲に気に入られたいので、良い格好しい。
悪事を見聞きしたり、悪口を言ったり聞いたりするのが大嫌い。
人当たりが良く、とにかく礼儀正しいが、トラブル防止の八方美人からきているパターンが多い。

◆◇◆特徴◆◇◆
いわば外交(対人時)における、司令塔のような存在。裏ボス。笑
善悪の基準、許容と拒絶、モラルの判断も、おおむね彼女が握っている。
かつての私は、人と接する時に9割方、彼女が自ら外に出てきていたが、気を遣い過ぎてしまい疲労がすごかった。
住人の存在を理解してからは、他の住人たちと協力できるようになり、その鎧風な装備も解除できるように。
細かい気配りが必要な場面では、「人の表情センサー」なるものが勝手に発動する。笑

アニキ ANIKI

◆◇◆外見◆◇◆
男子高校生。
ぶっきらぼうで雰囲気は不良風なのだけれど、明らかに「なりきれてはいない」と思う。笑

◆◇◆名前◆◇◆
よく考えると「不良」というよりも、「兄貴」っぽいポジションなのだと後から認識。
最初にフィーリングでつけたネーミングだったため、​無意識なのに的確で感動したケース。

◆◇◆性格◆◇◆
口が悪くて、気に入らないことや納得いかないことには、内側ですかさず反発・反論の意思表示をしている。
情熱系とんがりボーイ。不良ぶってはいるのだが、どうも根はただのいいヤツ。笑
弱いものいじめみたいなことは大嫌いだし、なんだかんだ面倒見がよかったりする。

​◆◇◆特徴◆◇◆
委員長が怒りや反発の心の存在を否定していた頃は、彼は絶対に表には出てこられなかった。
そのため、私は長い間彼の存在を認識できずにいた。
自分の中の「怒り・反発」は、このアニキをはじめとする「住人」を自覚してからやっと気づくことができたもの。
彼が心の中で発散をしてくれているので、感情を溜め込まずに消化できている。

まもるくん MAMORU

◆◇◆外見◆◇◆
10代後半の男の子。
上下白い服を着た、地味な出で立ちの黒髪少年。

◆◇◆名前◆◇◆
自我を捨てかけてしまっていた時、感情を無くして耐えることで自ら楯となり、私の心を「まもる」子だったから。

◆◇◆性格◆◇◆
無口で、表情もほとんど変化せず、感情の起伏がなかった。
何も考えず、感じず、無になって黙々と作業や仕事をこなす。
基本的にひとり世界を閉じて過ごしているので、マイペースで、良くも悪くも外界からの影響を受けない。
辛いときは彼が表に出て、心や感情を殺し、身代わりになってくれる。

◆◇◆特徴◆◇◆
当時、部屋にいるときは、膝を抱えるようにじっと音楽を聴いているだけだった。
なので、部屋の中に家具はなく、CDラジカセが一台あるだけ。
そもそもまもるくんは、辛いことをただじっと堪えるしかないときに、重荷を背負うために出てきてくれていた。
現在はさまざまな変化と成長により、私自身がも彼のことをよく理解できるようになり、大きな変化があった。
彼の存在のテーマは「生活」と「期待」。(これについては、少しずつ明かします。笑)

彼らを通じて見つめる「心」

心の中に、「正しい理解ができていなかった自分の一部」があることを知った私は、彼らの存在をきっかけに、深く自分の心に「興味」を抱くようになりました。

彼らが、いったいどんな人物なのか。

何が得意で、何が苦手で、何を望んでいて、何を嫌がっていて、何が好きで、何が嫌いなのか。

「住人」について知ることは、「自分の心」について知ること、そのものでした。

ここで紹介している住人たちは、あくまでも私、紺野うみの中にいる人格たちですが、一人ひとりにこのように姿を捉えることができる「住人」がいます。

あなたが自分の心と向き合いたいと思ったとき、きっとあなたの中にいる「住人」たちが、力を貸してくれるはずですよ!

自己人格分析って何?
紺野の心の中の風景を見てみたい!
紺野の経験談を読んでみたい!
すぐに自分の住人を探したい!

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